帆柱サイクリングロード [ポタリング]
ども、カレーパンです・・・ちが~う!
あらためてこんにちは、カレーパンマンです。どうも東大阪ショックから立ち直れてません
さて本日ご紹介するのはこちら
帆柱サイクリングロードです。
先日の新日本製鉄と住友金属工業の合併のニュースは驚かされました。
新日鉄も住金も北九州市内に工場を構えています。
そう、ご存知のとおり、北九州市は「鉄」の街。
いえいえ、Fuelはんみたいな人がうろうろしてる街ではありませんよ。
1901年2月、官営八幡製鐵所東田第一高炉で火入れが行われ以来、鉄とともにその歴史を刻んできた街です。
以前、ご紹介した河内貯水池。ここも1919年に官営八幡製鐵所の用水確保を目的に作られた貯水池です。
この貯水池にある堰堤や橋などは北九州一の芸術作品だと個人的には思っています。
さて、製鉄用水が目的の貯水池ですから製鉄所までこの水を運ばなければなりません。
昭和30年代まではこの貯水池から山端を縫うように作られた水路と鉄管で
八幡東区天神町の鬼ヶ原配水場まで導水していました。
昭和40年にトンネルによる導水が完成した以降は使用されなくなり、
かつての水路の上に蓋をし、舗装されたサイクリングロードに姿を変えています。
今日は大谷側から河内に向かって走ってみます。
標高差を利用してゆるやかに導水していたため、平坦な道になって勾配をほとんど感じないコースです。
ただダムの取水口とほぼ同じ標高ですから景色は最高!
北九州都市高速の大谷IC、その奥には高炉が見えます。
山ノ神第二配水池の施設。廃墟っぽいですが現役の施設のようです。
坂を降りていけば近づけますが先を急ぎましょう。(だってキツイんだもん!)
内ヶ畑歩道橋です。これも河内貯水池を設計した沼田尚徳技師の設計。
まったく同じ構造の橋が河内貯水池の減勢池(堰堤の下の池)にかかっています。
薄いコンクリートでつくられたアーチは見事としかいいようがありません。
ただこの橋の周辺は石畳になってますので自転車は降りたほうが無難ですね。
でも、この石畳の敷き方もあの河内貯水池の堰堤とまったく一緒。
沼田技師の妥協しない仕事ぶりを感じます。
当時、会計監査院から予算使いすぎって怒られたそうですが・・・そりゃ怒られるよね(笑)
コース唯一と言っていい坂を登りきったところが
只越の切通しです。上にかかってるのは只越歩道橋。
わき道から回ってこの橋を渡ると国見岩を経由して皿倉山頂に到ります。
いつかMTBでアタックしたいとこですが・・・今日はクロスなのでPASS。
只越の切通しを過ぎたところにあるのが「大蔵の激坂」(正式な名前はわかりません)
以前ご紹介したシマシマの坂の頂上です。
この下にかつては大蔵水源地があり、この坂から分水していたそうです。
当時を知る人に聞くと分水路に蓋はなく、まるで滝のようだったとか。
ところどころ水路だったことを思い出させる橋もあり遺構好きにはたまりません。
竹林の横をしばらく走ると絶景ポイントが待っています。
北九州都市高速が足元に小さく見えます。
今日は霞んでますが空気が澄んでいればかなり遠くまで見渡せるポイント。
ここを紹介してる他のブログなんかでもここからの景色が必ず載ってますね(^^ゞ
途中、自動車道が並走していますが自転車道とは完全に分離されているので安全です。
西鉄バスの「上重田」がゴール。
ここからちょっと登れば河内貯水池に行くことができますが、朝の買い物の途中なんで来た道を戻ります。
入り口はちょっとキツめの坂です
でも坂を上ってしまえば後はホントに平坦な道。ちょっと物足りないとこもありますが・・・
ここが導水路だった証拠がコチラ。
「帆柱サイクリング道」と言っても判らないけど「水路跡」っていうと理解してくれる人も多いんです。
新緑や紅葉の時期は最高でしょうね(笑)
先ほどの激坂頂上まで戻ってきてちょっとわき道に入ります。(間違っても坂を下りちゃいけません)
坂を上るとこちら
大蔵配水池です。ここをフェンス伝いに回り込むと・・・じゃ~ん!
八幡の街が一望できる穴場スポット。う~ん、パノラマ機能がないのが悔やまれる(;_;)
皿倉山もすぐ目の前に見える最高のコース。
機会があればいちどお越し下さい。
素晴らしい眺めですね〜
私なら走る時にカレーパンってもたれそうですが、ガソリンみたいなもんでしょうね。
デジカメをポッと放り上げたらパノラマ機能が手に入りますよ。
但しパンチ一発ぐらいは覚悟しておいてくださいね。
by angiras6 (2011-02-07 14:35)
どうもです〜!
こちらも素晴らしい光景ですね!
でも、劇坂を登らないと、ダメなんですよね、
by NOB (2011-02-07 20:24)
MTBのGT号で何度か走りましたが
サイクリングロードに入る前に
足が終了しちゃいます。
by 響 (2011-02-07 20:29)
> angiras6さん
何度か落としてみましたがNI○ONのカメラ丈夫です(^^ゞ
> NOBさん
いえいえ、あの坂は押して上がれば大丈夫ですよ。
まあ、ちょいときつい坂ですけどね(笑)
> 響さん
大谷側から入ったのは初めてでした。
いつもは河内、それも市瀬か合馬経由ですが(笑)
(ジモチーしかわからないですね)
by カレーパンマン (2011-02-07 21:41)
日本の高度成長を支えた街ですからね。歴史を感じます。それにしても今朝の合併のニュースにはびっくりしましたね。頑張って欲しいものです。
by moumou (2011-02-07 21:48)
最初に九州へ行った時に、大谷ICで降りて響さんが皿倉山へ案内してくれはりました。眺めはいいけどチャリでは(^^;;
by barbie (2011-02-07 23:08)